子育て

父子家庭の父が、娘の育て方で決めていること|答えは娘が決める・「学校に行け」と言わない理由

分かれ道で行き先を指さす娘と、隣で見守る父親の後ろ姿の水彩イラスト
shin

こんにちは、シングルパパのヨウイチです。中学生の娘と二人で暮らしています。

夜、娘が「明日、学校に行きたくない」と言ってくることがあります。

そういうとき、私は「行きなさい」とは言いません。行くか行かないかを決めるのは、娘です。

ヨウイチ
ヨウイチ

「学校に行け」「テストを頑張れ」。父親なら言いたくなる言葉を、わが家ではあえて言わないようにしています。

この記事はこんな方へ
  • 思春期の娘に、どこまで口を出していいか迷っている父親
  • 「学校に行きたくない」と言われたとき、どう返せばいいか知りたい
  • ほかの父子家庭が、どんな考えで子どもを育てているか知りたい

結論から言うと、わが家でいちばん大事にしているのは「自己決定」です。悩んでいるときの答えは、娘が出す。父親の役割は、感情的にならずに話を聞いて、娘が選べる状態をつくることだと考えています。

いちばん大事にしているのは「自己決定」

子育てで何を大事にしているかと聞かれたら、私は迷わず「自己決定」と答えます。

娘が悩んでいるとき、答えを出すのは私ではなく娘です。父親から見て「こうしたほうがいい」と思うことがあっても、最後に決めるのは本人。娘が寮のある高校に行きたいと言い出したときも、決めたのは娘でした。(娘が寮のある高校を選んだ話)

自分で決めたことなら、うまくいかなかったときも、自分で考え直せます。人に決められたことだと、うまくいかなかったときに「言われたからやった」が残ってしまう。だから、小さなことから本人に決めさせるようにしています。

「明日、学校に行きたくない」と言われたら

いちばん迷うのが、学校に行くか行かないかです。

娘が「明日、行きたくない」と言ってきたとき、私は「行け」とは言いません。行くか行かないかは、娘が決めます。

父親として不安がないわけではありません。でも、ここで感情的に「行きなさい」と言ってしまうと、娘は本当の理由を話さなくなると思っています。だからまず、理由を聞く。そのうえで、決めるのは娘に任せます。

そんなとき、私が娘によく話しているのはこんなことです。

ヨウイチ
ヨウイチ

学校は、ひとつの手段にすぎないよ。教育の目的は、あなたが18歳になったときに、自分の頭で判断して、自分の人生や進路を自分で決められるようになること。手段は学校に行くことだけじゃないから、悩む必要はないよ。

学校に行くことそのものが目的ではありません。目的は、娘が自律して、自分の人生を自分で決められるようになること。そこに向かう道は、ひとつではないと考えています。

※学校に行きたくない状態が続くときは、一人で抱えずに、学校の先生やスクールカウンセラー、自治体の相談窓口にも相談できます。

父親があえて言わないと決めていること

わが家で、父親として言わないと決めていることが3つあります。

① 感情的に叱らない

腹が立つことがあっても、感情のままに言わないようにしています。感情的に言った言葉は、内容より「怒られた」ことだけが残ってしまうからです。

② 「学校に行け」と言わない

先ほど書いたとおりです。行くか行かないかは、娘が決めることだと考えています。

③ 「テストを頑張れ」と言わない

テストの点を頑張るかどうかも、本人が決めることだと思っています。父親が「頑張れ」と言わなくても、本人がやると決めたときのほうが、ずっと力が出ます。

「みんなと一緒」を目指さない

私がよく思っているのは、「みんなと一緒のことをしていたら、みんなと一緒のことしかできない」ということです。

学校に毎日行く、テストでいい点を取る、みんなと同じ進路を選ぶ。それが合う子もいれば、合わない子もいます。周りと同じであることより、娘が自分で選んだ道を進めることのほうが大事だと考えています。娘と接するときも、いつもこの意識でいます。

どんな状況でも、その場を楽しめる人に

娘にどんな大人になってほしいかと聞かれたら、「どういう状況や環境になっても、その場で楽しめる人」と答えます。

いい学校や仕事に就くことより、思いどおりにいかない場所でも、そこで楽しみを見つけられること。そういう力があれば、どこに行っても生きていけると思っています。

そう思うようになった出来事があります。

私が家を空けていた日、娘がオートロックで締め出されて、家に入れなくなってしまったことがありました。お金も持っておらず、近くに頼れる知り合いもいない。中学生にとっては、かなり心細い状況です。

それでも娘は、慌てずに機転をきかせて、自分で考えて動き、その日を乗り切りました。あとから話を聞いて、私はとても感心しました。

思いどおりにいかない場面でも、自分で考えて動ける。この力は、学校のテストでは測れないものだと思います。

体のことも、決めるのは娘

これは、娘の体の変化についても同じです。

以前、娘に脱毛を提案したことがあります。そのとき娘は「痛そう」「怖い」と言いました。私は無理にすすめませんでした。しばらくして、娘は自分から通い始めました。

体のことは特に、父親が先回りして決めるものではないと思っています。父親にできるのは、必要な物や情報をそろえて、本人が選べる状態にしておくことです。

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まとめ

ヨウイチ
ヨウイチ

答えは娘が決める。父親は、感情的にならずに話を聞いて、選べる状態をつくる。わが家はずっとそうしてきました。

  • いちばん大事にしているのは「自己決定」
  • 「学校に行け」「テストを頑張れ」とは言わない
  • みんなと一緒を目指さない
  • どんな状況でも、その場を楽しめる人になってほしい
  • 体のことも、決めるのは娘

娘とのふだんの会話については、思春期の娘との接し方と思春期の娘と話が弾むのは「並んでいるとき」にまとめています。

ABOUT ME
ヨウイチ
ヨウイチ
12歳の娘のシンパパ
40代、父ひとり娘ひとり。娘が10歳のときから、父と娘のふたりで暮らしています。 娘の生理や下着、体の変化に「何を買えばいい?どう伝える?」と悩んだ父親です。売り場で迷わない買い物リスト、言わなくても伝わる伝え方、父の失敗談をまとめています。 娘とは今も仲がよく、ほとんど何でも話します。それでも体のことは父親には分からない。だから「困らない準備」を書いています。
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